いまやネイルサロンは戦国時代です。
一時期は加熱したネイルブームも過ぎ去った今、ネイルサロンの経営はだんだんと厳しくなるばかり。
経営不振に陥る店も多くあり、私の店もそのなかの1つです。
このままではいけないと生き残りをかけて、打開策を模索してみました。
ネイルサロンはネイルだけではやっていけない
有名なネイリストが在籍していたり、常連が多かったりと経営状態の良いネイルサロンはたくさんあります。
しかし、私が経営しているネイルサロンは地方都市のちいさなサロン。
そんな弱小店が現状の厳しい環境で生き残るのはかなり難しいのです。
すこし前までは頑張ればなんとかなると思っていましたが、だんだんと客離れも起きてきて、売上も減っていく現実は、ある意味ホラーです。
すこし前のネイルブームに乗る形でオープンした店ですが、最初の出だしは上々でした。
ライバル店もおらず、立地もよかったので売上も順調に伸びていったものです。
しかし今ではネイルブームも去り、景気も悪くなっていることから客数が伸び悩んでいます。
正直、このままでは閉店するのが目に見えているような状態です。
この現状を打開するべく、私はいろいろな事を考えでみました。
どんな打開策で起死回生を狙うか
このままでは潰れてしまうのが目に見えているので、なんとか生き残りをかけて起死回生の策を考えてみることにしました。
といっても資金はあまりないので、あまりお係なことはできません。
広告を出す、キャンペーンをする、ポイントカードを作るなどいろいろと考えては見たものの、どの方法もありきたりなもので、成果はおそらく見込めないだろうなということは簡単に予想できます。
そんな簡単なことで売上が伸びるのなら、潰れる店は1つも出てこないことでしょう。
こういうやり方ではダメなら、他に目を向けるしかありません。
行き着いた先はサイドビジネス
最終的に行き着いたのがサイドビジネスで、うちのネイルサロンに付加価値を付けて2つのビジネスを相互作用で客数を伸ばすものにすることを考えました。
どういう方法を撮るか考えて、最終的に資金もそうかからない「セルフホワイトニング」を導入することに。
目論見は成功し、いまでは一定の売上を確保出来るようになっています。
レンタルなので手軽、売上が2つの事業から入ってくるので助かっています。
客数も伸びて、定期的に来てくれるお客様も増え、経営危機にあったうちの店は無事に危機を乗り越える事ができました。
視点を変えてみれば、チャンスはまだあるものだといまは安堵しています。
セルフホワイトニングはマシンを設置して、薬液を購入して、顧客に薬液をスプレーで塗布した後は、マシンで紫外線を照射するだけなので、省スペースで運営でき、しかも利益率が高くリスクが低いのも魅力の事業形態です。
マシンや薬剤をパッケージで導入サポートしてくれる業者があるので、次回の記事では、私がお世話になったセルフホワイトニングのブランドの紹介をします。